2008年07月16日

漁業ストライキ!


漁船の燃費価格高騰を訴えるため、きのう全国20万隻の漁船が一斉に休漁に入ったそうだ。
漁船の燃料というとC重油を使ってるはずだが
約3倍近く値上がりしているらしい。これではやっていけるわけがない。廃業せざるを得ない人も出てくるだろう。漁民のストライキは日本ばかりではないようで、ヨーロッパでも原油価格の高騰で漁民たちが打撃を受け、あちこちでストライキが起きている。しかし、補助金がどうのという問題ではないような気がする。世界全体で原油の高騰事態をなんとか停止させるべきだろう。原油自体が不足しているわけではないはずだから、高騰を招いている原因自体を根こそぎ切除してしまうほかない。
ここへきて、市場経済主義の悪しき矛盾が圧倒的に噴き出してきているような気がしている。

実は、ぼくらお百姓も肥料代が約50%〜70%も高騰し四苦八苦している。
こちらは肥料原料の輸出国が軒並み輸出制限措置を始めたのが原因だ。加えて原油高で製造費輸送費も高騰し、その影響も出ている。

そのうち食料自体に輸出制限を加えてくるような悪い予感もしている。いよいよ世界は新しい時代への大峠に差しかかかっているようだ。これからは生活にしろビジネスにしろ甘い夢のようなものは全く通用しなくなるだろう。

原油価格の高騰のような事態に、ぼくら下層の一般庶民はいかんともなす術はないのだが、
庶民の現実生活に最も影響力を持つ力は、実は小さな町とか村のレベルの現実の中にはない。
むしろ、人ごとのような遠い世界ににしか感じられない領域。世界の政治や経済が最も直接的で大きな影響力をもつ。21世紀の現代とはそういう時代である。今回ような事態に遭遇するとそんな認識をますます強くしてしまう。

「世界の政治経済の和合と協力」が個人生活の幸福への最短の道なのだ。
「世界のことはどうでもいい。まずは国内から」などと言う人は、重大な錯覚におちいっている。
第三世界をふくめた世界全体に、経済の協力と政治的な調和がうち立てられる時、おそらく、国内の問題の7割は苦もなく解決してしまうだろう。

それにしても、原油の高騰で莫大な富を掌中に収めている人間もいるんだろうな。
考えると、腹がたつ。権力者は富を持つ人々にはいつも甘く、貧者には冷酷だ。

でも、「天は人の上に人をつくらない。人の下にも人を作らない」。虐げられた人々の鬱屈した憤懣と情念をあまり軽く見ない方がいいだろう。
いかに堅牢無比に思える体制も、一挙にひっくり返されることがある。
少なくとも、世界は2度そんな経験を持っているはずだ。民衆の力がひとつになる時、しばしばとてつもない破壊力で時の権力者を震え上がらせる。


(YOU TUBEってなかなか便利ですね。歴史的な映像もちゃんと載ってます。)
ロシア革命そしてフランス革命
「権力者達よ、庶民を舐めたらいかんぜよ!!」




タグ:原油高騰
posted by 四郎 at 21:42 | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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