あのマザー・テレサが神の存在に疑惑を持っていたと知れば、多くの人にとってはショッキングなことかも知れない。
逆にマザーもぼくらと同じような弱さを持った人間だったとしたら、ぼくらにもひょっとしたらマザーのようなことができる可能性が有ると言うことかもしれない。
でも、多くの人達は知らないが、非常に霊的に高く深い魂の持ち主たちは、時々とてつもない孤独と闇の体験を持つといわれている。
神の愛と光に圧倒的に包まれる前に、魂は「神の不在」の圧倒的な体験を持つ。
「魂の暗夜」と呼ばれる。
いずれにしろ、世界が貪欲に富の獲得と戦いに明け暮れている現代に、絶えず貧者の側に身をおいて生き抜いてくれた人がいたと言うことは、ひとつの大きな奇跡だと、ぼくには思える。
マザー・テレサのような人たちの犠牲で、世界は危ういバランスを保って凌いでいるのかもしれない。
やはりぼくの中では、マザー・テレサは偉大な方である。
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